消化器内科選びのポイント

1月 22, 2021

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消化器内科選びのポイント

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消化器の症状で悩む日本人は少なくない

日本の食生活はここ何十年かで大きく変化しており、大腸がんが欧米のように増加しているというデータも出ています。ストレスにより胃が痛いといった症状に悩む方も多い現代は、消化器内科がかなり重要な存在です。消化器内科で取り扱っている病気としては、胃腸炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍・大腸ポリープなどがあります。消化器といえば胃腸というイメージが強いですが、消化器の範囲は広く肝臓や胆のうなども含まれます。そのため、肝炎や胆石といった病気も消化器内科で診察・治療の対象になる病気です。ピロリ菌などの診断も、消化器内科の重要な診療項目となります。

消化器専門でキャリアの長い医師が在籍している

消化器内科を選ぶ際は、やはり消化器を専門にしている経験豊富な医師が在籍していることが一つのポイントとなります。特に胃がんや大腸がんなど、消化器の重篤な症状は発見が早ければ早いほど治療がしやすくなり命を落とすリスクも低くなります。症状の進んだ胃がんなどは胃の切除といった治療法がとられることもあります。当然、発見が早いほど臓器を残した治療ができるのも大きなメリットと言えます。肝硬変なども、早めに治療を開始することが推奨される病気です。病気の兆候をすぐに見極められるベテラン医師がいると頼もしいのではないでしょうか。また、消化器は食道などの消化管・胆のうや膵臓・肝臓とかなり広い範囲に及んでいます。さらに細かい専門分野で消化器内科の先生を探してみるのも手です。

内視鏡などで患者の負担が少ない

消化器内科の選び方として、検査や手術などで患者の負担が小さくなるよう工夫している病院という方法もあります。消化器内科で定番の検査といえば、やはり胃カメラやバリウムといった胃の検査です。どんどん技術が進歩しているとはいえ、胃カメラもバリウムも患者さんにとっては我慢・苦痛が発生することは否めません。少しでも楽に検査を受けられるような最新機器を導入しているところだと、胃カメラが苦手な方でも少しだけ精神的に楽になるでしょう。手術にしても同様で、できるだけ切る範囲が少ないほうが痛みや術後の負担が少ないのは当然です。最近は虫垂炎(盲腸)の手術も、昔のイメージとは異なりかなり小さな範囲の切除でできるようになってきました。手術から数日で退院できるケースも少なくありません。症状が重い場合には手術などの可能性も高い消化器内科は、必然的に手術実績豊富な病院を選ぶほうがメリットが大きくなるでしょう。

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