スポーツ整形外科とはどんな診療科なのでしょうか?

12月 20, 2019

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スポーツ整形外科とはどんな診療科なのでしょうか?

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スポーツ整形外科って?

一般的に整形外科は外傷などを抱えた患者さんが通う診療科ですが、この整形外科の中にはスポーツをした際に起きてしまった外傷や機能障害を主に診てくれるスポーツ整形外科という診療科があります。そして、スポーツ整形外科にはスポーツ上の医学知識や診療経験をたくさん持つ専門医がおり、こうした医師をスポーツ医と呼んでいます。
スポーツ整形外科ではスポーツを行なっている患者さんたちが日常生活はもちろんのこと、スポーツ競技を行なう上で早期の復帰を目的にしています。そして、それに伴い、そのスポーツ競技の特徴に合った予防方法を学び、リハビリテーション治療も行ないます。
もし、ご自分が住む地域の中で、スポーツ整形外科がどこにあるかわからないといった場合は、日本整形外科学会もしくは日本整形外科スポーツ医学会のホームページを閲覧されるとよいでしょう。

医療法人藤田整形外科は豊中市随一の整形外科です

スポーツによる外傷や障害にはどのようなものがあるの?

競技種目によって、外傷や障害の種類は違ってきます。
例えば、野球では野球肩や野球肘が挙げられます。また、サッカーやバレエ、テコンドー、アイスホッケー競技者では股関節唇損傷などが挙げられます。そして、スキーやサッカー、バスケットボール、アメフト、総合格闘技などでは膝十字靭帯損傷など、バレーボールやバスケットボールにはジャンパー膝が、そしてマラソンではランナー膝が挙げられます。さらに、バレーボールやバドミントンなどではアキレス腱断裂などがよくみられます。

スポーツ整形外科で受診する際の注意点とは?

スポーツ整形外科に行って受診するときには、医師にきちんと状況を伝えられるように、どうしてその外傷や損傷を引き起こしてしまったのか?ケガをした後で、従来通りの動きや運動はできたのかどうか?いつごろケガをしてしまったのか?今、何ができなくて困っているのか?などを簡単にメモしておくとよいでしょう。
腕の良い医師であっても、そのケガはどのようにして起きたかといったことはわかりません。ただ転んだからといっても、どのようにして転んだのかが医師には大切な情報となります。感覚的に患者さんが痛い部位があっても、例えばその反対箇所も傷を負っている場合もあり、医師は患者さんが気づかなかったケガも発見してくれる時もあります。そのため、ケガをしてしまった時の状況をなるべく詳しく伝えることは非常に重要なのです。