虫歯を歯医者で治療せずにいた場合のリスク

12月 20, 2019

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虫歯を歯医者で治療せずにいた場合のリスク

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痛みがなくても虫歯は進行

虫歯は痛いのが普通と考えている方も多いですが、特に大人の虫歯は、あまり痛みが出ないまま進行していくことも少なくありません。
ただし、痛みがないからといって、虫歯の症状が軽いとか、心配いらないとかいうことは全くないので、注意が必要です。
虫歯があまり痛まなくても、症状は確実に進行していくので、放置するわけにはいきません。
ある日、突然耐えきれないほどの苦痛に襲われて、歯の痛みで救急車を呼ぶという患者もいます。

逆に、虫歯の症状が軽く、痛みが少ないうちに虫歯の治療をすると、治療自体も痛みが少なく終わるのでお勧めです。
神経からより遠いところを、少ない範囲で削るだけで治療を終えることができれば、患者にとっての負担も相当軽くなりますね。

神経まで達すると痛みも激しく歯を残す治療も困難に

虫歯の痛みが激しくなるのは、虫歯の症状が神経にまで達してきたときです。
神経を直接刺激されてしまうので、かなり痛みが激しく、日常生活をまともに送ることすら困難ということも考えられます。
そこまで虫歯が進行してしまうと、歯を残すことすら困難になり、ボロボロになってしまった歯を抜く以外に処置の方法がなくなってしまうということもあります。
ですから、虫歯は歯の形が失われていない段階で、早めに治療をして塞いでしまうのが賢明です。
多くの歯医者さんも、患者の歯をできるだけ残して治療をしたいとは考えています。
しかし、あまりにも健康状態が悪くなってしまった歯を残すと、今度は他の歯や歯茎にも悪影響が出てしまいます。
そのような苦渋の選択をしなければならないようになる前に、虫歯は治療したいですね。

大津市の東野歯科医院は腕が良い歯医者です

歯以外の病気につながることも

虫歯を放置すると、虫歯の原因となる菌が歯茎や体内で働き、健康に悪い被害をもたらす可能性もあり、全身症状となることもあります。
場合によっては、虫歯の放置から虫歯菌が脳や心臓といった、人命にかかわる部分に入り込んでいくというケースもあるので、見過ごせません。
虫歯菌やプラークが血管を塞いでしまうような場合は、死に至る危険が非常に高い、脳梗塞や心筋梗塞といった症状が出てくることも考えられます。
虫歯は自然治癒することがありえない症状なので、定期的に歯の検診を受けることと、早期発見・早期治療がとても大切です。
歯の痛みや刺激を感じた時は、鏡で歯の状態を確認し、虫歯かなと思ったら、すぐに歯医者さんに診てもらいましょう。